みなさんとうもろこしの花を知っていますでしょうか。花としてはあまり目立たないので知らない方も多いのではないでしょうか。
茎のてっぺんにあるのが花か実の先端にあるひげのようなのが花かどちらでしょう。
正解はどちらも花です。
8月が旬のトウモロコシは芽が出て成長するとくきのてっぺんに穂のようなものが出てきます。
それが雄花です。そのころ葉のつけ根に小さいトウモロコシの実のようなものができ、その先にひげが出てきます。
この実のようなものが雌花の集まりでひげの先はめしべの柱頭です。雄花にはふさのようなおしべに花粉がついていて風が花粉を飛
び散らします。
花粉がめしべの柱頭につくとひげの1本ずつのもとに実がなります。
ひげの数で私たちが食べているとうもろこしのつぶの数がわかります。
花粉が飛ぶころにはそのトウモロコシのめしべはまだ成長していないので必ず別な株のトウモロコシの花粉を受粉して実がなるよう
になっています。 トウモロコシのしんの周りにびっしりついた実がところどころかけていることがあるのは受粉できなかっためしべ
があったためです。因みに昼夜の寒暖差が多い地方ほど糖度の高いとうもろこしができます。
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